スポーツをしている時に急激な力が加わって起きる症状(脱臼や骨折など)を「スポーツ外傷」と呼びます。
スポーツの練習を繰り返し同じ箇所の使用を重ねるため慢性的に障害が起こるものを「スポーツ障害」と呼ばれます。
スポーツ選手や学生さんに多いですね。
骨折や脱臼、外傷などは医師(外科、あるいは整形外科)でなければ扱えません。
骨に異常のない打撲や捻挫などは鍼灸が有効であるとWHOでも認めています。
当院ではスポーツでしっかり鍛えた筋肉モリモリの患者様もご来院されています。
その方がしているスポーツにより痛む部位も決まって来るように思います。
例えば、陸上選手のような走るスポーツの方は特に腰から足の痛みを訴えますし、水泳をしている方は腰や特に肩から背中の痛みを訴えられます。
また、砲丸投げや野球のピッチャーの方は肩から特に腕の痛みを訴えられます。
どんなに鍛えた筋肉でも過度に使う部分が疲れて筋緊張が起こり、その部分が痛くなるのです。
骨や外傷(きず)は医師でなければ扱えませんが、緊張した筋肉をほぐす(弛緩する)のは鍼灸の得意分野です。
当院は大学も近いことから学生さんもスポーツの疲労でご来院頂いております。